今日の講話「安倍元首相の銃撃に関わって」

呉安浦体育館支部の稽古では、毎回、支部長による講話を行っています。小さい子供でも集中して聴けるように、2分から3分の短い講話にしています。講話のテーマは、少林寺拳法の教えや、社会でのできごとについてです。今日の講話では、安倍元首相の銃撃に関わるお話をしました。

政治について思うことは人それぞれです。安倍元首相の政策についても、多くの人が賛成していた一方で、反対している人も、無視できないほどいました。しかし、今回の銃撃事件については、安倍元首相に反対していた人々も含めて「許せることではない」と話していたことが印象的でした。私自身も、この事件については強いショックを受け、許してはいけないことだと感じています。

少林寺拳法の教えである「信条」には、このような一節があります。「我らは、愛民愛郷の精神にのっとり、世界の平和と福祉に貢献せんことをきす」と。少林寺拳法の拳士は、平和のために、できることをしようということです。今回の銃撃事件のような暴力を決して許さない。そういう姿勢をもつことが、拳士にとっては大切だと思います。

インターネットには、やはり心ない言葉が見られますが、そういう言葉に流されないことです。「正義の伴わない力は暴力なり。」です。私たちは、暴力を許さない姿勢を貫いていきましょう。

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