今日の講話「人づくりは仲間づくりから」

今年も、広報活動を行います。

かつて、ブルース・リーがスターだった時代なんかは、チラシひとつ配らなくても、少林寺拳法の道場に次々と人が集まっていた時代もあったそうですが、今はそうではありませんね。さまざまな娯楽やレジャーがあり、選択肢が広がっています。少子化で、子どもは奪い合いになっています。加えて、コロナ禍です。少林寺拳法のように、他者と身体的に接触する活動は、どうしても避けられがち。完全に逆風が吹いていますね。

しかし、そんななかでも、呉安浦体育館支部は会員を少しずつ増やしています。去年はHさんが入会してくれました。一人増えるだけで、道場の雰囲気というのは全く変わりますね。本当に嬉しいことです。今年もぜひ、一人でも二人でも入会してくれる人を増やしたいと考えています。少林寺拳法は、修練を通して、社会で活躍できるリーダーを育てることを目的としていますから、入会者を増やすということは、つまり、そういう人を増やしたいということです。こうして、社会貢献しようということなんですね。

さて、具体的な広報の方法ですが、今年はターゲットを設定することにしました。それは、幼稚園から小学校3年生ぐらいの子どもです。今、うちで一番年少の拳士が小学校2年生ですが、その後輩をつくりたいということですね。もちろんそれ小学校4年生以上の子どもや、大人についても募集していますけど、ターゲットを設定することで、効果的に広報をしたいと考えています。広報用のポスターも、小さな子ども向けにデザインしてみました。

安芸津町と、川尻町には新聞の折込でチラシを入れています。また、近隣の小学校や幼稚園にもチラシの配布をお願いしました。それから、壁貼りポスターですね。近隣の店舗や公共施設に、お願いして回ります。新聞の折込はお金を払ってやることですが、あとはもうお金ではなく、善意でやっていただくことですね。本当に有難いことです。

ぜひ、みなさんにも、少林寺拳法の広報をお願いします。そんなに難しいことではなくて、仲の良い友達に、やってみようよと一声かけてみてください。そこから仲間の輪が広がっていくことがあるんじゃないかと思います。少林寺拳法は、残念ですが、そんなにメジャーではないと思います。仲間を増やすということは、そんな少林寺拳法を次の世代につなげていくためにも、とても重要なことなのです。

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