今日の講話「我事において後悔せず」

そろそろ、小中学校では入学式の時期となりました。そんな少年拳士たちに向けてお話をしたい、ということで、本日は、当支部最年長のH拳士からご講話をいただきました! 次のような講話をされました。

みなさんは、宮本武蔵を知っているでしょうか。剣豪として有名な武蔵ですが、その名言のなかに「我事において後悔せず」というものがあります。少年拳士のみなさんは、学年が上がったり、小学生から中学生になったりと、新しい事の始まり、分岐点にいるわけですが、そんなときに、私は必ず「我事において後悔せず」という言葉を思いだすのです。

自分自身の小中学生時代を思いだすと、後悔ばかりの人生を送ってきました。あのとき、勉強もスポーツも、もっと本気でやっておけばよかった。そうすれば、今よりももっと明るい未来が待っていたかもしれない。だからこそ、みなさんには、後悔のないよう、社会にでで戦っていける力を身につけて欲しいと思います。「我事において後悔せず」という言葉を思いだして、やろうと決めたら、しっかりやりきってほしいと思います。

H拳士はこのように語ってくれました。さて、人生が長くなると、どうしても後悔したくなる瞬間はありますが、後悔をしても人生が好転することはありません。支部長自身、回り道ばかりの人生です。実際先日、転職しました。新しい職場はよいところですが、これまでの仕事のスキルはほとんど役立ちません。とはいえ、最初から今の職業を選んでおけばよかった、とも思いません。以前の仕事も、自分にとっては必要なものだったと解釈しています。人生に無駄はない。前を向いて進んでいきましょう。

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